職場の人間関係のストレス軽減!上司不在のホラクラシー組織って?

「ホラクラシー」、「リモートワーク」、「フリーランス」、「ノマドワーカー」、「ベーシックインカム」…。様々な働き方が提案され、政府の働き方改革によってこのような言葉がメディアで取り上げられる機会も多くなってきました。

今回はその中でもホラクラシーについて調べてみました。職場の人間関係のストレスを軽減し、世界でも注目を浴びている上司不在の組織体制を調べてみました。

上司不在のホラクラシー組織にとは

ホラクラシーとは上司不在の組織体系の形。プラミッド構成型の上に上司がいて、更にその上にも上司がいる組織はヒエラルキー組織。ホラクラシーは役職が無く、プロジェクトごとにチーム構成されたり全員フラットな立ち位置で仕事を進める組織体系の事。2007年頃から世界的にも注目されており民泊サービスで有名なエアビーアンドビーや、アパレル通販のザッポスも取り入れている。

因みに、日本で最も早くホラクラシー型組織を導入しているのはダイヤモンドメディア株式会社。武井治三社長のブログはとても参考になります!

ホラクラシーの成り立つ職種ってどんなんだ?

一番最初にホラクラシーの定義を聞いた時に真っ先に思ったのは、これが通用するのってエンジニアとかデザイナーとかそういう、ある程度自分の裁量で仕事を進められる職種、かつそこにプロ意識を持った人のみなのかなぁと。

だって、私は過去にゴリゴリの営業職を経験してますが、そこで通用するのかは少し疑問が浮かぶ。ある一定層は自分で情報収集も出来て仕事も常にブラッシュアップし常に高い目標を持ちながら働けるかもしれないが、そうでない人というかいわば会社のぶら下がり社員的な人ってこんな働き方出来るのだろうか?

例えば会社から目標も落とされず、営業なんて個々で動くものだし、仮にある一定期間は教育機関として回りのフォローがあっても、それ以降は、はい!独り立ちです!自分で頑張って下さい。失敗したら貴方のせいですよ。的な。

やっぱり営業側面で言うとコレが出来る人って本当に優秀な人しかできないイメージしか沸かないのが最初の印象。

営業職で上手い組織の創り方で言ったら生命保険業界なんて特にそうで、教育期間のような一定保証期間を過ぎると雇用形態は業務委託になって、やったらやった分だけ収入増えまっせ。ただ、無ければゼロです。みたいな。企業側からしても企業の最も大きな人件費がコントロールしやすい。赤字になる事は無いように設計されている。自由の代わりに何かしらの代償というか、やったらやった分だけって正当で当たり前なんですがそういう形態じゃないとイメージが湧きにくい。

優秀な一部の人しか出来ないわけでも無いと思う

ホラクラシーはよく自己管理が出来る人でないと対応出来ないと言われますが、まずは個々人の気持ちの側面も大きいのかなぁと。

例えば、警察官の服装をしていれば警察官らしくピグマリオン効果みたいにそれらしく振る舞ったり。
小さい子が下に弟や妹が生まれて、いきなりお兄さんお姉さんらしくなったり。
新卒1年目の子が入社してくると、これまで新卒1年目だった子が2年目になり急にしっかりしたり。

人間は置かれている局面に対応しようと、変化する生き物なので一部の人間はそれで対応出来るかもしれない。

ヒエラルキー組織とホラクラシー組織では求められる要素が異る

ヒエラルキー組織での評価は、メンバーからリーダーになるには個人での実績が必要不可欠。その後、リーダーからマネージメント側にシフトするには、マネージメント力、管理能力、人柄(社内政治含)などの能力が求められる。その為、ヒエラルキーの組織では求められる要素が役割によって大きく変化してくるのだ。

逆にホラクラシー組織はプロジェクト単位で形成される。常にプロジェクト毎の結果が評価に値する。その為、常に結果が評価に値し、最も求められる要素になる。

ホラクラシー組織に向いていない人

働いてみて、指示がないと動きにくい人、部下がいた方が進めるスピードが早く楽しい人、組織感があった方が楽しい人、上に立ちたい人なんかは向いていないんじゃないでしょうか。

他にも企業内の機密情報等はヒエラルキー組織ではポジションが高い人程、情報の開示性が高いですが、ホラクラシー組織では全くのフラット。その為、常に企業状況を把握できるので経営者視点も高まるのではないでしょうか。逆に、経営者視点が持てない人は向いていないかもしれません。

ホラクラシー組織に羨ましく思う事

上司の言っている言葉って、結局は私の為ではなく会社の為に言っている言葉でしょ?なんていう、人を疑う猜疑心が無くなる。私は人からはこれが全く無さそうに思われるのですが、診断テストを行ったらこの数値が異常に高まっていました…笑。

やれる人がやる。やれない人はやらない。それを繰り返すと、自然と適材適所に人が流れていく。ただそのプロセスの中で、辞める人がいるかもしれない。それはそれでOK。残った人達には信頼関係も残っている。それがホラクラシーだと思います。 ーダイヤモンドメディア株式会社 代表取締役社長 武田治三社長ブログより抜粋

ホラクラシー組織が注目を浴び始めたり、リモートワーク、フリーランス、ノマドワーカーなんていう言葉もメディアで飛び交うようになったり企業と人との関わり方が今後ますます変化する前兆かなぁ。もともと、出社に片道1時間、往復2時間の無駄を排除したかった人や、能力が有るのに時間に制限がかかりフルタイムで働けなくなった事をきっかけに年収が下がってしまったり、組織内での人間関係のいざこざで起こるタイムロスなど、以前から人々が実現したかった仕事との関わり方が、少し形になってきていて世の中的に認知され認められているのを見ていると凄く嬉しく感じる。また、10年後にどんな働き方が主流になっているのかが楽しみだ。

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