こんにちわ、皆様の転職を天職にしたい!元大手人材会社出身者の転職姉さんです。
今回は、保育園の栄養士から食品メーカーに転職された、ゆいさん(27歳)の転職活動記です。
目次
新卒では保育園の栄養士に
園長から声をかけられ保育園の栄養士に
地方の四大卒、栄養士として地元の保育園に新卒入社しました。
栄養科を卒業したものの、栄養士をやりたいというこだわりや、特段やりたいこともなく、事務職をメインに就職活動を進めていました。
そんな中で、新卒で入社をする事になった保育園にも事務職という形で応募しました。
ところが園長からの返事は、栄養士として来てくれないかという返答。
当初の希望とは異なり迷いもあったものの、せっかく資格を持っているからとりあえずやってみようと思い内定承諾しました。
栄養士の仕事内容は有意義だった
仕事自体は大変ではあったものの、これまでの経験をいかして非常に楽しく仕事をする事が出来ました。
2年目からは調理のみではなく、献立作成や発注など給食に関わる全てを担当させてもらえました。
栄養士メンバーからの申し入れで新しい機械を入れてもらう事によって、献立のレパートリーも増え、調理場のみんなも大変なことも積極的に協力してくれたのでやりがいはありました。
5年勤めた保育園の退職理由
5年目を迎えた時、仕事にも慣れ自分の事を考える時間が増えてきました。
周囲の友人が結婚・出産・転職をし新しい環境に飛び込んでいく中で、改めて自分がどうなりたいかを見つめ直してみると、ずっとこのままでいいのかな?と急激な不安が押し寄せてきました。
保育園という場所は、仕事相手が子供と先生のみでとても狭い環境です。
子供の人数も多く、調理場の規模を考えるとやれることも限られてきます。
ある程度やりたいことをやらせてもらえる立場になったのに、なぜか窮屈に感じるようになってしまいました。
27歳で初めての転職活動
準備な入念に!半年前から転職活動スタート
転職活動を始めたのは6月です。12〜3月あたり転職を目指しました。
全く異なる業界への転職だったので、じっくり下調べの時間を確保しました。
doda(デューダ)で異業界に転職
最終的にご縁があった企業に就職決定したエージェントは、友人に勧めてもらって登録したdodaで転職をしました。
その他、登録したのはリクルートエージェント、キャリトレ、パソナキャリア、とらばーゆと多数の転職サービスを利用しました。
普段、仕事でなかなか転職活動に避ける時間がなかったため、出来るだけ転職エージェントをメインで利用しようと思い、(年収交渉・面接のフィードバックなどもある)自身に合うアドバイザーさんを探すよう勤めました。
結局、dodaのキャリアアドバイザーの方が唯一親身になって話を聞いてくれました。
「冬を過ぎるとライバルが増える、また転職にどれだけ時間がかかるかわからないので早めに活動したほうがいい」など、具体的なアドバイスをくれたのをキッカケに、早期に履歴書や職務経歴書の作成などを一緒に進めてくれました。
転職エージェントには何社登録すべき?
実際に転職エージェントを利用して転職を成功させた人は4.2社登録していました。転職エージェント経由で転職が成功者した人は約2倍の登録数の差があります。
多くの転職エージェントを利用することによって、様々な角度から転職のアドバイスがもらうことができ転職活動自体が慣れてきますよ。また、より多くの選択肢の中から求人を選択することができます。
他にもこのあたりは登録しておきましょう。
栄養士の退職理由と食品メーカーの志望動機
退職理由(面接ではこう答えた!)
面接やエージェント登録時に必ず聞かれる退職理由について、私は結構本音で話していました!
私は何をしたいのか?自分と向き合った時に、
①社内のみではなく社外の人と接する仕事がしたい
②たくさんの人と関わりたい
③自分のしたことに対して目に見える成果がほしい
という答えが出てきました。
今の場所でできることはもうやった、役職がつくわけでもなく、これ以上の伸びしろはないなと判断しました。もっとガッツリ成果を出せる仕事に就きたいと強く思うようになりました。
志望理由(面接ではこう答えた!)
保育園で仕事をしていくうちに、作るよりも新しい献立を考えたり、たくさんの人と話したりすることが好きだと気づき、今までのキャリアを生かせる食品業界で、営業職を希望しました。
転職先は東京の食品メーカーに内定
東京の食品メーカーの営業に内定を頂きました!
今まで携わってきた食に関する仕事であること、また営業なので人との関わりも増えるという、「今までできなかったこと、これからやりたいこと」を満たせる職場にしました。
地方から東京へ転職、事前に気を付けるポイント3
【ポイント1】在職中の転職活動がベスト
仙台から東京へ転職する為に、私は運よく1社目で内定を頂く事が出来ましたが、それでも交通費・宿泊費…非常に多くの出費が重なり苦労しました。
スケジュール調整は大変かもしれませんが、金銭面の事を考えると在職中の転職をオススメします。
【ポイント2】面接日程の調整
在職しながらの転職活動は、週末しか面接などのリアルに合う転職活動を行えない点です。
週末に予定が入ってしまうと、まるまる1週間転職活動がストップしてしまうので、ある程度転職期間中の1・2ヶ月はプライベートの予定を調整した方がモチベーションを下げる事なく進められると思います。
【ポイント3】内定後も出費はかさむ
内定後はすぐに引越し作業に追われます。その際にも引越し代・新しく借りるマンションの敷金礼金・新生活に必要な家具や家電代など。30万近くは必要になってきます。
初めての転職活動感想
dodaを利用した本音
dodaのカウンセラーの方は本当に親身に話を聞いてくれてよかったです。
たまに明らかに応募しない求人を送ってきた時は、正直疑問を感じましたが…笑
内定を頂いて迷っている時も、この会社に行くことのメリットなどを丁寧に説明してくれました。
年収面や仕事面など、私が不安に思うことはすべて確認してくれたと思います。
仕事としての側面ももちろんありますが、人として向き合ってくれたと感じることができた点が大きかったです。
転職活動での注意点
内定を頂いた転職先からも申し出もあり、内定から就業までに1ヶ月の猶予しかありませんでした。
その為、現職場(保育園)方々に対して少し非常に申し訳なく思っています。
次回以降転職活動をする際には、面接前にいつまでに入社が必要なのか事前にチェックする事が、お世話になった職場への最後の恩返しかと思いました。
多くの企業が内定から1~2ヶ月後の入社を希望しています。事前に次の就業先の就業タイミングを聞き、現職との調整は早め&慎重に行いましょう!
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