元BCG、博報堂、現在ワンキャリア執行役員。ダイヤモンド社より発売の『転職の思考法』が10万部と大ヒット。
そんな、北野唯我さんのVoicy(ネットラジオ)、『そもそも、人を理解するとは、何か。』をまとめました。
北野さんの著書はこちら♪
目次
人を理解する優しさとは?
そもそも、自分は優しいと思いますか?
自分なりの優しさはなんですか?
なかなか難しい問ですよね…
まずは、人と自分は同じではなく違うと思うこと。
人は自分が思っているように動いてはくれません。
馬とかロバを湖まで連れて行くことは出来るが、水を飲ませるのは困難なのと同様。
殆どの物事の問題は、「手段」「自分がコントロールできないものをコントロールする」のどちから2つから発生する。
優しさとはシェア出来るもの
優しさはシェアできるもので、1インプットして2や3に増えるものが本質。
愛情もコレに含まれる。
基本的に消費社会は1インプットしたら、それが0になる。
つまり、誰かが消費したら0になってしまう。
しかし、優しさの根本は誰かに優しくされたら、他人にも優しくできる。
レバレッジがかかって行くもの。
レバレッジとは、小さいな力で大きな力を動かす「手この原理」のもの。なので、1つ(1人)の優しさから、優しくされた人も、またその人に優しくされた人も、他人に優しくるとという、優しさの連鎖が広がっていく事ですね。
利己的な人、利他的な人
周囲からはギブ&テイクの精神を持っているとよく言われる、Tさん。
しかしながら、自身では非常に利己的な人間だと思っている。
なぜなら、Tさんは数年で帰ってくるデカいものを追っているからだ。
生き心地を感じる瞬間
権威とかではなく、人生の充実度は色々な人に必要とされる事。
その瞬間こそ、自分が生きている価値を感じる。これが生き心地。
その利を求めるために活動している。
明日、明後日で手に入るものではなく数年単位で自分に跳ね返ってくるもの。
それが返ってくるのを知っているからこそ、目の前の短期的な利益は求めない。拾わない。
「転職の思考法」の著者、北野唯我の3つの思考法
外資コンサル出身の北野唯我の思考法まとめ。
主に3つの思考法を用いている。
ロジカルシンキング
論理的思考。物事を論理的に考えるだけではなく、問題を切り分け様々な観点から解決策を考える事。
重要だけどコモディティ。
アナロジーシンキング
例えを使って物事を予測する思考法。アナロジーとは「類推」「類比」の意味。
アナロジーシンキングのコツは「意識=抽象化して考えるクセ」と「考えを飛躍させるための知識」。
プロスペクティブ
プロスペクトとは「期待」「予想」「見通し」という意味。
人は利益を得る場面では「確実に手に入れること」を優先し、逆に損失を被る場面では「最大限に回避する」傾向がある。
90万円を100%の確率で受け取る、100万円を90%の確率で受け取る場合、前者を選択する傾向が強い。
人はトクするより、ソンをする方が嫌いという事。
大局観を得るには人生の幅を得る
1を聞いて100を知る。
チェスやオセロ、将棋の棋士のように、全体の様子から的確な優勢判断を下すこと。
窓から木の葉が落ちた場合、木の葉が落ちたと考えるか、先を予測し嵐が来ると考えるか。
重要な経験は「孤独に対してどれだけの時間向き合ったか?」が視野の深さを深めるために大切。
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