直接人事に会える転職フェアとは?メリットから当日のポイントまで

その他の手法
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今回の転職方法は転職フェアについて。参加メリットから、登録方法から転職フェアに行くまでの一連の流れ、出展企業サイドから見たポイントを紹介します。

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転職フェアって?

そもそも転職フェアとは。新卒の時の合同説明会と同じく、企業(人事や経営者)がブースを出展し、求職者に対して企業PRする場所の事です。新卒の合同説明会は学生数が多い為、企業人事が1人話すのに対して十数名で話を聞くのに対して、転職フェアは中途組なので転職時期は勿論バラバラなので新卒に比べて少ないです。その為、人事と1対1でじっくりと話を聞けるのが特徴的です。話の内容は企業や募集職種の説明になります。他にもあなたの経歴書に沿って、どんな仕事をしてきたのか?何故転職をしようとしているのか?など聞かれます。(企業も自社にフィットするが見てます)開催場所は全国で、様々な企業や自治体が主催しており、誰でも無料で参加できるイベントです。

[say name=”プクコ” img=”http://shoku-sagashi.com/wp-content/uploads/2018/02/喜ぶ.png”]気軽に足を運べる転職イベントって事ね♪[/say]

参加のメリット

1日で多くの企業と実際に会う事が可能!

1日で100~200社近く出展しているケースが多く、自分が知らない企業、業界、職種にいきなり求人広告から応募!とは…いかないが、転職フェアでは気軽に足を運ぶ事が出来る。(経験者募集や年齢制限がある場合は煙たい顔をされる)気さくな人事の方だと、「私達のブースに少し立ち寄ってみませんか?」など、気軽に声を掛けてくれる。(※そう、企業人事も1日のブースの呼び込み数を目標にしているケースが多いのだ!)また、就業中の人や、遠方から来ている人は1日で多数の企業を回れるので時間の短縮にもなり非常に効率的に転職活動を進める事が出来る。

[say name=”プクオ” img=”http://shoku-sagashi.com/wp-content/uploads/2018/02/wink.png”]多い人だと1日に15社前後見て回っているよ![/say]

フラットな立場で、ざっくばらんな質問が気軽にできる

冒頭にも申し上げたが、人事と1対1で話ができる為、面接では聞きにくい「残業・昇給・休暇・仕事内容」なども気軽に質問できるものポイント。何故なら、面接となると求職者と企業がウィン・ウィンと言われても、企業が求職者を選定する基準が厳しい。ただ、その前段階であれば、お互いの条件をしっかりと提示し納得の上で次の面接に進むか、進まないかを判斷できる場になる。その為、転職フェアでの面談は非常にフラットな場所なのだ。良い人事の人だと、自社とは関係無くても転職アドバイスをくれたりする人もいる。

Web上では分からない企業の社風が垣間見れる

求人広告上では、なかなか伝わりにくい社員の方の人となり、企業の雰囲気がダイレクトに伝わってくる。

一次面接設定が可能な企業も!

面談後に一次面接を設定できる企業もある。企業説明を受けた上で、興味があれば是非選考の依頼をしよう。

各界の著名人から、転職のプロであるキャリアアドバイザーの講演会開催

ドコモiモードの生みの親である人夏野 剛さん、『嫌われる勇気』著者の哲学者 岸見一郎さん、元大阪市長の橋下徹さん、お笑い芸人のオリエンタルラジオの中田敦彦さん、オリンピックレスリングのメダリスト吉田沙保里さん、プロレスラーの蝶野正洋さん、音楽プロデューサー小室哲哉さん…等、過去には登壇されている。各界の著名人の話から、キャリアアドバイザーによる『履歴書の作成方法』、各企業担当者による『面接ポイント』まで様々な講演が実施されている。人気の講演は整理券が配られる為、早めの来場がオススメ。

キャリア相談コーナー

キャリアアドバイザーに1対1で転職相談にのってもう事が可能。フェア規模にもよりますが大体5~数十名近くのキャリアアドバイザーがおり、混んでいる時は順番待ちの長蛇の列が出来ている。自分にあったオススメの業界、職種、その他転職活動において不明な点など、少しでも分からない事は積極的に質問をしよう。(履歴書や職務経歴書の添削も持ち込めば行ってくれる)

転職友達ができるかも!

転職フェアには転職者が休憩出来るカフェスペースが設置されており、ドリンク類が無料で配布されているので一息つける場所。転職者同士で気軽に声を掛け合って情報交換をしている人も多くいる。転職話は、なかなかリアルタイムで相談できる相手が少ないので、良い交流の場。

参加の準備

事前の企業チェック

当日は自分で興味のある企業に、自ら積極的に回るのだが、事前に企業チェックをしておらず、椅子に何十分も座り込み、出展企業パンフレットを眺めている人が多くいる。開催時間が限られている分、非常に時間が勿体無いので事前にネットで出展企業をチェックする事をオススメする。また、当日のパンフレットには企業情報は募集職種、応募条件、給与など、非常に簡易な内容しか書かれていない(全部書いていたらとんでもなく分厚いパンフレットになってしまう…)。当時出展する企業は、必ず求人を掲載しているので事前にネットで詳細確認をした上で、当日自分が興味のある企業の回る順番を考えておくと、当日非常にスムーズに回る事が出来る。

ネットでの事前登録が必ずオススメ

各転職フェアは当日直接フェアに足を運ぶのも良いが、ネットでの事前登録が断然便利。通常転職フェアでは、企業ブースに回る際に転職フェア用の簡易な職務経歴書を作成する必要がある。当日転職フェアに訪れた際に受付で転職フェア用の用紙を渡されて(大体5枚綴りになっていて複写式)、記入しています。所要時間は10分前後。まず立ちながら書くのが面倒なのと、5社以上企業を回った場合は再度記入しなければ行けないので、非常に手間がかかります。しかし、ネットで事前に自分の職務経歴書を記入しておくと、当日自分のID、PASSを設置してある専用のパソコンに入力すれば簡単に印刷が可能なのです。更にフェアによっては事前予約特典としてQUOカードなどのプレゼントがあるものもあります!(※ネット予約はフェアにより異なりますので参加されるフェアの開催事項を確認が必要)

[say name=”プクコ” img=”http://shoku-sagashi.com/wp-content/uploads/2018/02/驚く.png”]嬉しい特典盛りだくさん♪来場者の多くの人が事前登録しているよ![/say]

当日の持ち物

筆記用具、ノートがあると良い。企業ブースに足を運ぶ際に、説明を聞きながらメモを取ろう。一生懸命聞いている求職者は人事担当者の印象にも残りやすい。履歴書や職務経歴書は不要だが、キャリアアドバイザーに添削等を依頼したい場合は持っていくと良い。

当日の服装

来場者の7割近くの求職者がスーツを着用している。必ずしもスーツで無くても良い。過去に私も何度か参加しているが、人事の着目ポイントはスーツであろうが、私服であろうが着こなし方を見ている事の方が多い。スーツでも、裾がダラーとしていたり、しわくちゃだったり、カバンに変なキーホルダーつけていたり…、それよりも私服でカジュアルに決めている方が評価点は圧倒的に高いです。また、無料で履歴書写真を撮影してくれる転職フェアもあるので、その場合はスーツ着用で行くべき。

年齢制限はあるのか?

来場するのに年齢制限は特にありません。ただ、出展企業の募集職種によっては年齢制限があったり、経験職種が限定されているものもあります。その為、自分の興味のある企業が出展しているからフェアに行くのではなく、興味のある企業の職種の募集要件に該当しているかを確認した上でフェアに参加しましょう。

友達と行ってもいいの?

特に問題は無いですが9割近くの人は1人で来ているかと思います。(一緒に歩いていないし、親しい間柄での話が殆ど聞こえてこないので)過去にはカップルや夫婦、過去の同僚と来ている求職者もいました。ただ、友達と自分が興味がある企業が必ずしも一緒とは限りませんので、回るブースは別々に行った方が良いでしょう。過去には友達としか来れない行動力の無い人はうちの会社はいらない!なんて、言っていた人事もいます。個人的にはそこまでは思いませんが、例えば1人がブース説明を聞こうとして友達が渋々だったら、企業側も他の求職者に会った方が効率的なので、なんだか気が進みません。

当日の面談ポイント

面談の為、1対1で人事があなたの為に企業説明や仕事内容など、細かく教えてくれます。そして、人事からは履歴書を元にあなたはこれまでどんな仕事をしてきたのか?何故転職したいのか?など、あなたのこれまでとこれからの事を聞かれるケースが多いです。面接ではないので、自社への興味は?応募理由は?なーんて事は聞かれませんが、自ら業界や職種への興味を有る事&理由を示す事をオススメします。(人事的には好印象です!)何故ならば、ブース出展をしている企業の中には一次面接を設定してくれる企業がいるからです。一次面接を設定してくれる企業は、言うなれば履歴書OKを貰ったようなもの。企業としてもあなたに興味がある証拠です。企業としても全員に一次面接を促しているのは極わずか(不人気業界)で、その他殆どの企業は面談でフランクに話しながらも人事は求職者をしっかりと見ています。その為、当日前に企業や業界を調べた上で回るのが転職活動の近道と言えます。

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