こんにちわ、皆様の転職を天職にしたい!元大手人材会社出身者の転職姉さんです。
今回は大手ディベロッパーの野村不動産から転職エージェントに転身された、加藤拓也さんにお話をお伺いさせて頂きました。
目次
新卒では野村不動産(不動産ディベロッパー)に就職
総合職で大手不動産ディベロッパーの野村不動産に就職をしました。
入社を決め手は、新卒時に参加していたインターンシップ。
上位ディベロッパー(三菱・三井・住友・東急・森ビル等)に比べて、保有資産が少ないながらも、人の力で回している社風に共感したためです。
東日本大震災があり他社の選考が遅れる中、唯一採用活動を4月1日から行っており、すぐに内定が出たため流れで入社しました。
その際に、他社の選考を続けるようなら内定を出さないような話を真に受けて素直に就職活動を終了。
年収は新卒にしては高額の400万強スタート。
20代後半の7年目では700万後半、30代前半の10年目には確実に1000万は到達する、伝統的な年功序列の年収スタイルの企業でした。
転職のキッカケはエンゼルバンク
会社を転職しようと思ったキッカケは、新卒時から読んでいた『エンゼルバンク』という一冊のマンガです。
このマンガと出会い、人と企業の架け橋となるエージェントという仕事を知り、新卒当初からエージェントへの憧れを密かに抱いていました。
仕事も一通り慣れた7年目。
不動産デベロッパーという安定した生き方への疑問。
そんな時に、新卒就活中に読んでいたエンゼルバンク熱が再燃し、人材紹介・ヘッドハンター的な業務に強く興味を抱き始めました。
エンゼルバンクとは?
落ちこぼれ高校生が超高率的に東大を目指す『ドラゴン桜』や、超優秀な高校生が100億円の大金で投資をする『インベスターZ』などの数々の三田 紀房先生が手掛けた作品。
ドラゴン桜の伝外で、主人公の東大卒業の主人公井野さんが30歳過ぎに心機一転、転職斡旋キャリアアドバイザーとなり様々な転職者の転職支援を行うマンガです。
転職エージェント希望者が、6つの転職エージェントを超辛口比較!
転職エージェントを志していたので、時間の許す限り転職エージェント研究も兼ねてサービスを利用するように心がけました。
人によって転職エージェントの感想は勿論異なり良い悪いはそれぞれですが、個人的な辛口見解をまとめてみました。
【1位】キープレーヤーズ・高野さん
言わずと知れた有名人ですね。転職を考え始めた3年前くらいから、ずっとTwitterや配信されている記事は目を通していました。期待通りで、おすすめいただいた1社で内定獲得。
いろいろな出会いを通じて「人材紹介ビジネス 」を肌感覚で体感できたのはよかったですが、スタートアップ界隈へ転職を希望する場合はもう高野さんにとりあえず相談したら間違いないのではと思います。
IT・インターネット業界を得意とするエージェントさんで、LINE@で無料相談を実施されていらっしゃいます。今後のキャリアに悩まれていらっしゃる方は相談してみましょう!
【2位】doda(デューダ)
担当の方がたまたまいい方で自分の意向にあった案件を絞って紹介してくれましたが、残念ながら私の力不足で内定が出ず。対応にはなんの不満もなく、感謝しております。
【3位】エンエージェント
元々JAC上層部だった方が求人メディアだったenジャパンのリソースを活用して立ち上げた紹介会社。ゴリゴリの営業スタイルで営業があきらめない。寄り添い方がすごい。実際に選考を受けて責任者と相対しましたがこのビジネスにかける想いと、絶対に入社したエージェントを一人前に仕立てる気概がすごい。
入社したら絶対に一人前のエージェントになれますし、体育会系の社風は魅力的に感じる方は一定数いそう。ただ、下から学び取る意識は低く、今時感はないなと直感的に判断し入社を諦める。
紹介する求人自体はごく一般的で面白いものはなかった。寄り添ってくれるので、面接を無理にあっせんすることもなくエージェントとしてはリクルートエージェントよりも当たり外れなく優秀だと思う。他人に勧めるならリクルートエージェントより、エンエージェント。入社後活躍についても力を入れており、マンパワーで回している印象。 好きな会社です。
【4位】リクルートエージェント
出てくるCAの力量にかかっている。運が悪いとただのベルトコンベアーに乗るだけ。自分の希望を言ってAIでマッチングさせようとするも、希望にあった企業が出てこない。
また、採用ノルマやバックがいい企業が存在するのか、受けてほしい企業や採用実績を出したい企業が露骨。自分の希望を聞いているというよりは、社歴や能力からハマりそうな企業を紹介。 キャリアパスなどを無視して現状の不満からくる「転職」という行為自体は簡単に行える印象。
ただ、逃げの転職になる恐れがありずっとリクナビのお世話になりそう。笑
何人かの利用者から直接話を聞いてますが、リクルートエージェントは好みが二分する傾向が強い気がします…。
【5位】ビズリーチ
とにかく鬼のようにヘッドハンターから連絡がくるので、捌くのが大変。
よくわからないため、連絡が来ているヘッドハンターを片っ端からネットでたたたいて、面白そうな方3人に絞って実際に電話面談。
そのうち1人優秀な方で今後もキャッチアップしたい方に出会えたが、肝心の求人ははまるものがなく、ご縁はなかったです。
あとの2人は最悪で何とか自社で転職させようと必死。転職エージェント業界の闇を見た感じでした。これで転職してもなんだかなあ、という感じ。
まだ、数に追われていない分リクルートエージェントのほうがいいかな、と。結局、声がかかって自分がいいと思うヘッドハンターに巡り合えるかどうかがすべてのため、人を見る目が問われる気がしました。
転職活動を振り返ってみて
転職活動で苦労した点
現職に不満があるわけでもなく、ただ単にもっと面白い生き方ってないのかと、模索した結果の転職活動だったので無事面白そうなところが見つかってよかったです。
転職という行為が身近になり、より自分の人生の時間という限られたリソースを楽しみ尽くせるような世の中になったら楽しそうですし、微力ながら自分の周りに限ってはそんな人生を提供したいと考えております。
転職のアドバイス
転職活動は孤独ですし、わりかし労働条件が一般に比べてよい方は金銭的な条件も絡んで踏み出しにくいと思います。
自分の人生の「仕事」という面において何を求めるのかはっきりさせることが先決で、むやみやたら転職活動をスタートさせるべきではないと考えます。
死ぬわけではないので(もちろんブラックな職場環境だった場合はすぐに逃げる必要がありますが)じっくり現職に向き合って、1つの解決策として転職もある、そのときに、エージェント選びのコツとして数に困っていない余裕のあるような方に出会えるかどうかがすべてかと思います。
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