上司から言われる、代表的な引き止めパターン4例と対処方法

退職 引き止め退職
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代表的な引きとめのパターン4例と対処方法をまとめてみました。

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何故、辞めるのか?

  • ー改善するから待ってくれ
  • ー今の勤務条件を変更するので残ってくれ

必ず聞かれるのは、辞める理由。

「嫌な点があるなら言ってほしい」などの引きとめも、このパターン。
ここで具体的な不満点などを出してしまうと、「じゃあ、それを改善するから」という話に繋がる(上司は繋げ、引き止めるのが狙い)ので、要注意が必要です。

「特に具体的な不満があるわけではないです」と切り返すのが無難です。

そうする事によって、上司も引き止めの為の次なる手を切り出すのが難しくなります。

その上で、「次が決まっているので」と自分から退職話をクローズさせていくようにしましょう。

辞めてどうするの?

  • ー辞めたって意味がない
  • ーそんな条件の会社、裏があるに決まっている

この質問に対しては、「次が決まっています」、「しばらくゆっくりします」「子育てに専念します」という答えになるかと思います。

「子育て」というと上司も納得感はあるかと思いますが、注意すべきは「次が決まっている」場合と、「しばらくゆっくりする」場合です。

次が決まっている人は、「あそこは知人がいて詳しく知っているが、実は内部はボロボロで評判が良くない」などネガティブな話をし、退職を諦めさせるケースがあります。

聞かれても次の勤務先、勤務条件の詳細を伝えないようにしましょう。

また、しばらくゆっくりすると答えた人は、「次が決まるまでいてくれないか?」と退職の引き伸ばしを打診されるケースがあります。

その為、本来はあまり回答としては思わしくないです。

自分である程度、次にやりたい事(●●資格を取得する為の勉強期間にします…など)を伝えられるとよいでしょう。

辞めたら会社、組織、チームはどうなる?

  • ー社会人として無責任じゃないのか?

「一緒に働いてきたメンバーに迷惑がかかる」
「自分勝手だと思わないの?」
「今辞められると、組織の目標達成が出来ない」

などの、情に訴えてくるような発言は必ずされると心しておいた方がよいでしょう。

お世話になった企業と円満に退職しようとしているあなたに対して、上司は円満に退職させる気は本当にあるのでしょうか?
あなたの人生の期間・時間を奪う事については上司はどのように思っているのでしょうか?

そして、退職を決意したあなたは既に会社との都合も含めた上で検討したはずです。

上司もそれを言う事で少しでも長く残ってくれればラッキーくらいにしか思っていません。

あなたが辞められて本当に困るようでしたら、もっと早く事前に手を打っているはずです。

「申し訳ありませんが、それを含めて辞める決意をしました」と、スパッとした回答を貫き通すようにしましょう。

社内規定のため、辞められない

  • ー規定に従って辞めるのは最低でも●ヶ月先でないといけない

これは比較的多い引き止め、引き伸ばしのパターンです。

その社内規定自体が法律的な意味でそもそも無効です。

その為、そもそもそのルールを守る義務はありません。

一般的な雇用形態であれば、退職申し出から退職日まで1ヶ月強もあれば十分だと言えます。

民法(期間の定めのない雇用の解約の申し入れ)第六百二十七条

①当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。
この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

②期間において報酬を定めた場合には、解約の申入れは、次期以降についてすることができる。
ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。

③六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三箇月前にしなければならない。

因みに、法律上は2週間に退職の旨を伝えて退職をすれば問題はありません。

そして、企業は労働者からの退職の申入れを拒否することは出来ません。

(ただ、2週間前の申告だと引き継ぎ等の関係で職場に迷惑をかけるケースがある為、1ヶ月前に申入れをするのが一般常識となっている)

また、下記③について「年棒制だから3カ月に申請が必要」という話も聞きますが、これも間違いです。

年棒制の場合であっても、労基法おいて「賃金を毎月1回以上支払うことが義務づけられている」ので、「六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合」には該当しないのです。

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